「びっくりです」乗用車がJR焼津駅の線路に突っ込む 運転見合わせ3時間余、運休50本、1万5000人に影響=静岡・焼津市

4月1日夕方、静岡県焼津市にあるJR焼津駅の線路に乗用車が突っ込む事故がありました。この事故を受け、JR東海道線は一時運転を見合わせ、乗客1万5000人に影響が出ました。

【写真を見る】「びっくりです」乗用車がJR焼津駅の線路に突っ込む 運転見合わせ3時間余、運休50本、1万5000人に影響=静岡・焼津市

<篠原大和記者>
「午後7時過ぎ、事故発生から約3時間が経ちました。乗用車が線路の外に出されていきます」

1日午後4時頃、76歳の男性が運転する乗用車がJR焼津駅の線路内に侵入する事故がありました。男性や駅の利用者にけがはありませんでした。

<山口駿平記者>
「事故から2時間が経ったJR静岡駅です。今も改札前では多くの人が運転再開を待っています」

この事故の影響でJR東海道線は、静岡駅から掛川駅の間で上下ともに3時間余りの間、運転を見合わせました。

<東海道線の利用者>
「ここに来るまで止まっていること知らなくて、今ちょうど家に連絡しようと思っていたところです」
<新社会人>
「仕事終わりで自宅に戻ろうと。きょうが初めての出社で、こうなったのでびっくりです」

この事故で、運休は全区間運休23本(上り11本、下り12本)、部分運休27本(上り14本、下り13本)の影響が出たほか、上下9本(下り8本、上り1本)に最大3時間45分の遅れがでました。通勤や通学時間と重なったこともあり、約1万5000人に影響が出ました。

© 静岡放送株式会社