群馬県邑楽町出身の大山裕輝さん(41)が店主を務める人気ラーメン店「麺や大山」(栃木県佐野市)が監修した袋麺「佐野ラーメン 麺や大山監修 醤油(しょうゆ)らーめん」が商品化された。店で食べるような生麺食感やうまみとコクがあるスープが味わえる。食品スーパー・ヤオコー(埼玉県川越市)の一部を除く店舗で取り扱っている。
ヤオコーから紹介を受けた麺類販売のオニックスジャパン(宇都宮市)と共同で昨年7月から開発を進めてきた。生タイプの麺に使う小麦は店と同じ割合で配合。スープはあっさりした中にもうまみが詰まったコクがあり、満足感を感じられるように工夫した。
包装資材には表面をつや消し加工したマット紙を使い、手に取った時にうれしくなるような質感とした。安心して食べてもらえるように添加物を抑え、従来の賞味期限より短くした。標準小売価格386円。
大山さんは都内や佐野の名店で修業を積み、2019年に店舗を開業した。「そのまま食べても満足感ある味わいに仕上がった。好きな具材をトッピングして楽しんでほしい」と話した。