“30歳の無名右腕”がノーノー達成 通算8先発目…エイプリルフールに起こした奇跡

ブルージェイズ戦でノーヒッターを達成したアストロズのロネル・ブランコ(右)【写真:ロイター】

アストロズのブランコ、メジャー全体では今季初&球団史上17度目の快挙

■アストロズ 10ー0 ブルージェイズ(日本時間2日・ヒューストン)

アストロズのロネル・ブランコ投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのブルージェイズ戦でノーヒッターを達成した。メジャー全体では今季初、球団史上17度目の快挙となった。

初回先頭のスプリンガーに四球を与えたものの、そこから26人連続アウト。9回2死から再びスプリンガーに四球を許したが、最後はゲレーロJr.を二ゴロに打ち取り、捕手と抱き合った。105球での快挙に、マウンドに輪ができた。

ドミニカ共和国出身で、30歳右腕のブランコ。2022年にメジャーデビューした遅咲きで、今季から先発ローテに抜擢されていた。昨季は17試合に登板して2勝1敗、防御率4.50の成績。無名とも言える右腕の快挙に驚きが広がっている。

実況が「この30歳がエイプリルフールの日に魔法をかけました」と言うと、解説も「本人以外、これを予感している人はいなかったでしょうね」と驚きを隠せず。ファンからも「誰が予測できる?」「野球はクレイジー」「これはすごい」「これは最高」「野球にとって素晴らしい日」との声があがっている。(Full-Count編集部)

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