OpenAIは4月1日(現地時間)、チャットAI「ChatGPT」をサインアップ不要で利用可能になると発表しました。
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「AIの機能に興味のあるすべての人がAIにアクセスできるようにすることを目的として、段階的に展開しています」とのことです。
2022年末に公開された会話型生成AIのChatGPTですが、185か国で1億人以上が毎週利用していると言います。ただし、これまではOpenAIのアカウントを作成してログインする必要がありました。
これがどの程度ChatGPTの利用を妨げていたのかは定かではありませんが、少なくとも今後は使ってみようと思い立ったらすぐに試すことが可能となります。
筆者の環境では、執筆時点ではまだサインアップ(ログイン)が必要な状態のためサインアップ不要の体験ができていないのですが、公式ブログには「アカウントを作成すると、チャット履歴の保存と確認、チャットの共有、音声会話やカスタム指示などの追加機能のロックを解除できるなど、多くのメリットがあります」との記載があります。
ようするに、サインアップしない状態ではこれらの機能は使えません。また、GPT-4やDELL-Eなどを利用するにはサブスクリプションへの登録が必要となります。
このほかにもOpenAIは、より幅広いカテゴリでのプロンプトや世代のブロックなど、追加のコンテンツ保護手段も導入したとしています。
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