逗子市が生ごみの分別収集・資源化についての市民説明会を開催 逗子市・葉山町

市職員の説明に耳を傾ける参加者

逗子市、葉山町、鎌倉市が2025年3月から行う生ごみの共同処理に伴う、生ごみ分別収集・資源化についての市民説明会が3月23日、逗子市役所で行われた。

説明会には17人が参加。市資源循環課の職員が、事前に各家庭に配布された生ごみ収集についてまとめた冊子に基づき、「焼却量の削減、ごみ処理経費の縮減、環境負荷の低減」といった目的、分別の仕方、生ごみの堆肥化、生ごみの出し方などについて説明を行った。

参加者からは「ルールを守る人ばかりではないので、分別せずにごみを出す人もおり、資源化できないのではないか」「収集に使われる有料ごみ袋は害のないポリエチレンを使っているのか」「一カ所のごみステーションに『生ごみ』と『燃やすごみ』を分けて出すのは難しい」などといった意見が出された。

同課の担当者は「ルールについてはこれから1年間かけてしっかり周知を図っていく。町内会、自治会などに出前説明会などを行う用意もある」と理解を求めた。

ごみステーションでの出し方については、環境クリーンセンターが要望によって『生ごみ』『燃やすごみ』などと書いた掲示物をごみステーションに設置するという。

ごみ収集にかかる時間の増大により、景観を心配する声も聞かれた。

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