群馬県の新入職員辞令交付式 知事、センバツ優勝・健大高崎の帽子をかぶって登場 「群馬県をもっと面白く」

 官公庁や企業の入社式などが1日、群馬県内各地で開かれ、新社会人らが新たな一歩を踏み出した。

 県の新規採用職員辞令交付式は前橋市の群馬会館で開かれ、出席した新入職員256人に辞令が交付された。山本一太知事は選抜高校野球大会で優勝した健大高崎の帽子をかぶって登場。脱帽した上で、県土整備部監理課に配属された井上拓巳さん(22)に、新入職員を代表して辞令を手渡した。

 井上さんは「県民全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行することを固く誓います」と宣誓した=写真。山本知事は甲子園での健大高崎の活躍や大手企業本社の県内移転などに触れ、「群馬県には運気がある。勢いがある。力を合わせて、群馬県をもっと面白い県にしていきましょう」と訓示した。

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