バイデン氏が5日にボルティモア視察、橋崩落事故で

Steve Holland

[ワシントン 1日 ロイター] - 米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は、バイデン大統領が5日、東部メリーランド州ボルティモアのフランシス・スコット・キー・ブリッジ崩落事故の現場を視察すると発表した。

事故は26日未明に発生。大型コンテナ船が橋脚に衝突し、鋼鉄のトラス橋の一部が崩落して、橋上の道路で作業していた6人が死亡。橋脚の大部分がパタプスコ川に崩れ落ち、ボルティモア港の航路をふさいだ。

ジャンピエール報道官によると、バイデン氏はメリーランド州のムーア知事を含む地元の指導者らと被害地域を訪れながら会談する予定。またバイデン政権は早期の資金手当てのほか、現場にはしけとクレーンを確保するために既に地元の指導者らと協力して取り組んでいるという。

報道官は「大統領が橋の崩落後数時間以内に述べたように、われわれの政権はボルティモアの人々とともに歩んでいく」と述べ、連邦政府が橋の再建費用を負担するよう 議会と力を合わせていると付け加えた。

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