吉田正尚、今季初の無安打も2四球1打点 レッドソックスは大勝で2連勝

● アスレチックス 0 - 9 アスレチックス ○
<現地時間4月1日 オークランド・コロシアム>

レッドソックスの吉田正尚外野手(30)が1日(日本時間2日)、敵地でのアスレチックス戦に「6番・指名打者」でフル出場。3打数無安打で今季初のノーヒットに終わったものの、2度の四球出塁で2得点を記録するなど勝利に貢献した。

2回の第1打席はイニング先頭でアスレチックスの先発右腕・ボイルと対戦。フルカウント後の低め変化球に反応したが、ハーフスイングはボールと判定され一塁へ歩いた。続くバルデスの中失で三塁へ進み、8番・ラファエラの右犠飛で先制の生還。右翼手の本塁送球が逸れる間に二走・バルデスも2点目のホームを踏んだ。

3回の第2打席も無死一塁で四球出塁。そのあと三塁へ進み、再びラファエラの右犠飛で5点目となるホームを踏んだ。2番手左腕・ミュラーと対戦した4回の第3打席は一ゴロ。無死満塁だった6回の第4打席は再びミュラーと対戦し、二ゴロに倒れたものの併殺崩れの間に打点を挙げた。

無死一塁で迎えた9回の第5打席は3番手右腕・ケリーと対戦し二ゴロ。この日は3打数無安打1打点、2四球2得点の結果で、開幕からの連続試合安打は「4」でストップ。打率は.211、OPSは.581となった。

レッドソックスは計5失策を記録したアスレチックスの守乱に乗じ3回までに8得点。序盤で試合の大勢を決めた。投げては先発のホウクが6回3安打無失点、10奪三振無四球の快投。救援陣も無失点でつなぎ、今季初の連勝を完封リレーで飾った。

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