アライ、伝説的ライダーの記念モデルヘルメット『RX-7X シュワンツ30th』を5月中旬に発売

 アライヘルメットはフルフェイスである『RX-7X』の新グラフィック『SCHWANTZ(シュワンツ)30th』を2024年5月中旬に発売すると発表した。

『RX-7X』はフルフェイスタイプの二輪用ヘルメットで、レースやツーリングなど幅広く活用できるアライのフラッグシップモデルだ。性能と安全性の高さから多くのライダーの支持を集め、国内外を問わずMotoGPをはじめとする二輪ロードレースに参戦するライダーたちにも多数愛用されている。

 古今東西のトップライダーたちのレプリカカラーを多く揃える『RX-7X』にこの度、往年の名ライダーであるケビン・シュワンツの名を冠したモデルが追加された。

 シュワンツは、1980年代から1990年代にかけて活躍したレジェンドで、1984年ヨシムラスズキの契約ライダーとしてAMAスーパーバイク選手権にデビューし、1988年にWGP(現MotoGP)に参戦。鋭いブレーキングと深いバンク角のライディングスタイルを武器にスズキのエースとして活躍し、1993年にはWGPの最高峰500ccクラスでチャンピオンを獲得したライダーだ。

 今回発売される『RX-7X シュワンツ30th』は、シュワンツのWGPチャンピオン獲得30周年を記念したモデルだ。以前アライは『RX-7X シュワンツ』としてペプシ・スズキ時代のトリコロールカラーを模したヘルメットを発売したが、今回発表された30周年記念カラーはラッキーストライクスズキ時代のカラーをベースとしたモデルで、アメリカを象徴する赤・青のストライプと星のモチーフがあしらわれている。

 また後頭部には、シュワンツのゼッケンナンバーで現在MotoGPでは永久欠番となっている“34”の文字が大きく輝き、最大のライバルだったウェイン・レイニーとのドラマチックなチャンピオン争いを思い出させる。

 ファン垂涎の『RX-7X シュワンツ30th』のカラーは1種類で、サイズは54cm、55-56cm、57-58cm、59-60cm、61-62cmの5サイズが用意される。メーカー希望小売価格は7万2600円(税込)で、2024年5月中旬の販売開始が予定されている。

アライ『RX-7X SCHWANTZ(シュワンツ)30th』後

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