ヤンキースが32年ぶりの開幕5連勝 ボルピー4打数4安打の活躍

【ヤンキース5-2ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

敵地でのアストロズ4連戦をスイープしたヤンキースは日本時間4月2日、敵地で昨季のナ・リーグ王者であるダイヤモンドバックスとの3連戦がスタート。その初戦は25歳のルイス・ヒル、22歳のアンソニー・ボルピーと投打の若手が活躍し、1992年以来32年ぶりとなる開幕5連勝を達成した。ヤンキース2番手のルーク・ウィーバーが2勝目(0敗)をマークし、4番手のビクター・ゴンザレスは今季初セーブを記録。ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは3回途中5安打5失点(自責点4)で今季初黒星(0勝)を喫した。

開幕4連勝と勢いに乗るヤンキースは、2回表にオスワルド・カブレラとグレイバー・トーレスのタイムリーで2点を先制。3回表にはボルピーのタイムリー、オースティン・ウェルズの犠飛に相手のエラーも絡み、3点を追加してリードを広げた。先発のヒルは3回裏にケテル・マルテの犠飛で1点を失ったものの、5回裏二死までダイヤモンドバックス打線を1安打に抑える力投。リリーフ陣はダイヤモンドバックスの反撃を1点に抑え、5対2で勝利して開幕5連勝となった。

腹痛で前日の試合を欠場したボルピーは二塁打2本を含む4打数4安打1打点の大活躍。キャリア初の1試合4安打をマークし、打線を牽引した。一方、先発のヒルは昨季メジャーでの登板がなく、690日ぶりとなるメジャーのマウンドへ。右ひじの手術を乗り越え、先発5番手として十分に役割を果たした。

ヤンキースの開幕5連勝は球団史上4度目だが、過去3度はいずれもポストシーズン進出を逃している。不吉なデータと言えるが、そのデータをはねのけ、2年ぶりのポストシーズン進出を成し遂げることができるか、今後の戦いに注目だ。

The post ヤンキースが32年ぶりの開幕5連勝 ボルピー4打数4安打の活躍 first appeared on MLB.JP.

© MLB Advanced Media, LP.