自民党派閥の政治資金パーティを巡る裏金事件を受け、茂木幹事長は2日、議員の処分を決める党紀委員会の招集を要請しました。
政治資金収支報告書に記載していなかった額が500万円以上となるなどした安倍派と二階派の議員ら39人を対象とします。
茂木幹事長が処分対象の39人の氏名を公表しました。岸田総理大臣と二階元幹事長は対象に含めませんでした。
二階元幹事長については、次の衆議院選挙に出馬しないと表明した点を重く受け止めたためとしています。
また、栃木県関係では簗和生衆議院議員が処分の審査対象となりました。
報告書に記載していなかった議員のうち、残りおよそ40人は幹事長注意とする方向で検討します。
党紀委員会は4日にも開催し、処分を決定します。