Z世代の新しい旅の形を大学生が提案! 近畿大学・白浜町・オーエスでの産学官連携プロジェクトを実施

和歌山県白浜町にてリゾートサテライトオフィスビル「ANCHOR(アンカー)」を運営するオーエス株式会社(本社:大阪市北区、取締役社長:高橋秀一郎(※1)、以下オーエス)は、近畿大学(住所:大阪府東大阪市、学長:松村到)及び白浜町(町長:井澗誠、以下白浜町)と連携して共同研究を行い、1月25日(木)に成果発表会を行いました。

今回は「Univacationを考えよ~白浜の知られざる魅力を発見~」をテーマに、学生がZ世代への旅行に関する調査や白浜町の現地調査を行い、観光目的ではない「学習・滞在型」の新しい形の旅を提案するとともに、SNSで新たな顧客層を獲得するための紹介動画を作成しました。今後は若年層に向けた新たな旅行コンテンツとして展開し、動画も宣伝ツールとして活用していく予定です。

■実施背景・流れ

オーエスでは2020年より、和歌山県白浜町にある銀行の保養所であった物件をリノベーションしたリゾートサテライトオフィスビルANCHORの運営を行っています。ANCHORの施設コンセプトである「CYCLE BUILD:サイクルビルド(循環を生み出す=ヒト・モノ・コトの循環の起点として機能していく)」のもと、入居企業様と地域住民の方との交流会や、和歌山県で活動するアーティストを招いたワークショップなど、地域と人が繋がる様々な取り組みを行い、地域の関係人口増加や、魅力発信・エリア全体の活性化を目指しています。

一方、観光業を主産業とし年間約300万人の観光客が訪れる白浜町は、観光客の行き先が一部の大手観光地に偏っている、客層がファミリー中心、夏は賑わうが冬は観光需要が少ない、といった課題を抱えています。

そこで今回はオーエス、白浜町並びに近畿大学で2023年9月に共同研究契約を締結し、経営学部キャリア・マネジメント学科の岩井貴美准教授のゼミに所属する3回生7名が、大学生の目線で白浜町の魅力を探索し、ありふれた観光目的ではないZ世代を対象とした「学習・滞在型」の旅行プランを計画する、という授業を約4か月間にわたって実施しました。

期間中は3チームにわかれてターゲット層の分析や調査を行い、ANCHORを拠点とした白浜町でのフィールドワークも行いながら提案をまとめ、1月25日に成果発表会を行いました。

■提案の概要

学生が白浜町の現地に実際に赴いて感じた、食べ物や自然、人の魅力を「夏だけじゃないぜ!五感で感じろ 白浜の温かさ」というコンセプトで表現しました。農業体験、焚火を囲んでの食事と語らい、ハンモックでの星空観賞など、同世代が興味を持つアクティビティが白浜町で体験できることから、交通手段や宿泊施設も含めた1泊2日のツアー「Univacation(ユニバケーション)」として、企画書とSNS用の紹介動画にまとめました。

■受講した学生の感想

・私自身も白浜の新たな魅力に気付くことが出来て、非常に充実したプロジェクトでした。

・貴重な経験ができ、白浜の知らなかった部分を知ることができました。

・白浜町の地域の魅力を感じる貴重な機会をいただけました。

・現地の人々の温かさや非日常、またこれまで知らなかった白浜町の魅力などを沢山感じられ、とても楽しかったです。ありがとうございました。

・Z世代に刺さる旅の企画が出来たと思います。

・現地の方々の温かさや非日常体験を通して、今までに知らなかった白浜町の魅力を知ることができ、とても思い出に残る体験となりました。

・白浜町の方々の温かさを肌で感じ、本当に魅力あふれる街でした。

■近畿大学 概要

■ANCHOR 施設概要

■オーエス株式会社 会社概要

(※1)高ははしごだか。

阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/

リリース https://www.osgroup.co.jp/media-download/195/f2d1b96773ba7e0d/

発行元:阪急阪神ホールディングス

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