【レッドソックス】吉田正尚 3打数無安打で連続試合安打4でストップ 2四球で勝利に貢献

吉田正尚(ロイター=USA TODAY Sports)

【カリフォルニア州オークランド1日(日本時間2日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)はアスレチックス戦に「6番・DH」で先発し、3打数無安打1打点、2四球だった。打率2割1分1厘。チームは9―0で勝った。

1点リードの2回先頭は先発右腕ボイルに対し、1球もバットを振らずに四球で出塁。三塁へ進んだ後は8番ラファエラの右犠飛で生還。続く3回無死一塁も四球を選び、またもやラファエラの右犠飛でホームに帰り、チームはこの回、5点を挙げて8―0と大量リード。

4回一死無走者は2番手の左腕ミュラーに対しカウント1―1から85マイルのスライダーを捉えるも一ゴロに倒れた。

6回一死満塁はカウント2―2からの5球目のスライダーを強打するも二塁手の正面に。併殺崩れの間に三走が生還した。

9回無死一塁は3番手の右腕ケリーに対しカウント2―2からの6球目、甘く入ってきた84マイルのスライダーを仕留め切れず二ゴロに倒れた。開幕から続けてきた連続試合安打は4で止まった。試合後、「甘い球を、打つべき球を打っているが、そこが課題かな」と反省するとこう続けた。

「あそこはしっかり、凡打でも(逆方向の)ショートの方とか、(一、二塁間方向に)引っかけるんじゃなくてね、そこがどうしても同じような内容だったのでもう少し変えていけたらいい」。3打席目以降に右方向への内野ゴロが3つ続いたことを反省した。

一方、2四球については「打ちにいって見逃すという作業の繰り返し。その中で一球で仕留めて、ボールだったら見逃して四球と、その繰り返しだと思う」と語った。

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