名門球団に所属する日本人同士の”笑ってはいけない対決”が反響を呼んでいる。
ロサンゼルス・ドジャースは現地４月１日（日本時間２日)、球団公式のSNSを更新。大谷翔平と山本由伸が対面で座る「にらめっこ対決」動画をアップし、２人の貴重な表情がファンの喝采を誘っている。
今季から常勝軍団の一員となった両雄は正面に向かい合って着席。まずは大谷から「投げ方がすごいきれいで、カッコイイと思います」と山本の投球フォームを褒めると、「ありがとうございます。いつも優しくして頂いてありがとうございます」と、右腕は真っ直ぐに目を見て返答。大谷はお辞儀して返すが、少し表情が緩んでいた。
メジャー７年目を迎えた先輩は少し間を置き、必死に笑いをこらえながら「顔がカッコイイと思います」と口撃するが、「いえ、翔平さんの方がカッコイイと思います」とMLB１年目の後輩はすぐに反撃。大谷は相手の顔をまともに見ることができず、目を閉じながら必死に笑いを耐え、気持ちをコントロールして平常心を保とうとする。一方の山本は動じず、マウンドと変わらない表情で先輩へ視線を外さない。
最後はお互い10秒ほど無言の時間が過ぎていき、大谷が山本の顔を見ると、ついに耐え切れず声を上げて大爆笑。後輩・山本が「顔を見て笑った」と傷ついたように漏らすと、「お前、笑わせにいってるだろう！」と大谷が目を見開く表情を見せ、スタジオが笑いに包まれるなか動画は終了した。
２人の仲の良さが伝わる雰囲気に、動画を見た日米ファンは即反応。２日の午前９時前に投稿されてから、午後３時（日本時間）時点で121.1万回再生を記録するほど、動画のコメント欄は活況を呈している。
「お互いを笑わせようとするオオタニとヤマモト」
「ショウヘイの完敗だな」
「大谷は５秒くらいで負けてた気がする」
「平和なロッカールームね」
「第２弾を早くやってくれ！」
「なんてキュートなの!!」
「最高の対談だ！笑」
「KAWAII。あと、めっちゃ仲良くて草」
ドジャースに新風を巻き起こしている日本人コンビ。大谷は現地１日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に「２番・指名打者」で先発出場し、４打数１安打１打点１得点をマーク。山本は本拠地で行なわれたセントルイス・カーディナルス戦（３月30日）に先発し、勝敗はつかなかったが５回を投げて２安打、５奪三振、無失点と好投。メジャー初勝利をかけ、次回登板は現地５日のシカゴ・カブス戦が予定されている。
構成●THE DIGEST編集部
