「レジェンド?いや違う」韓国主将ソン・フンミンをチェルシーOBが評価「偉大な選手だが、適切な文脈でのみ使われるべき」

レジェンド――。何をもってそう表現するか、明確な基準はなく、答えは人の数だけある。チェルシーOBのアンディ・タウンゼント氏は、トッテナムでゴールを量産するソン・フンミンは、レジェンドだと思っていないようだ。

31歳の韓国代表キャプテンは、2015年夏にトッテナムに加入すると、1年目こそリーグ戦4ゴールに留まるも、2年目以降は全シーズンで二桁得点を達成。2021-22シーズンにいたっては23発を叩き込み、リバプールのモハメド・サラーと共に得点王の称号を手にした。

今季もすでに15ゴールをマークし、先日にはトッテナム通算得点ランキングで5位に浮上。プレミアリーグ、クラブに名を残す活躍を見せているが、元アイルランド代表のタウンゼント氏は、英メディア『TalkSPORT』で辛口にこう語った。

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「彼はトッププレーヤーであり、偉大な選手だ。ただ、『レジェンド』という言葉は、適切な文脈でのみ使われるべきだ。ソンはスパーズにとって偉大な選手であり、偉大なオペレーターだと思うが、レジェンド? いや違う」

ちなみにソン・フンミンの父親は、過去に「息子はワールドクラスの選手ではない」と発言し、世界最高峰のリーグで得点王に輝いた際も「もっと成長しなければならない。世界トップクラスのクラブでしっかり活躍しないと、ワールドクラスとは言えない」と口にした。

レジェンド、ワールドクラス、スーパースター、エース...。表現方法も実に様々だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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