新潟市中央区の介護施設運営「新潟まちの駅」破産手続き開始 業績低迷、負債総額2億4400万円

 介護施設などを運営する一般社団法人「新潟まちの駅」(新潟市中央区上近江1)が、新潟地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが4月1日、分かった。決定は3月21日付。帝国データバンク新潟支店によると、負債総額は約2億4400万円。

 帝国データバンク新潟支店によると、新潟まちの駅は2008年創業で、2009年2月に法人改組。新潟市中央区上近江で小規模多機能ホーム「笑顔」を運営していたほか、2014年には新潟市北区でショートステイ施設を新築。2018年9月期の売上高は約1億4100万円だった。

 しかし、計画を下回る業績が続いたほか、新潟市北区の施設整備の際の借入金の返済が重荷となっていた。

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