沿岸から春の便り 岩手・大船渡市がサクラの開花を宣言 去年より6日遅く、平年より5日早い開花

沿岸から春の便りです。岩手県大船渡市は2日、県内トップを切って市独自のサクラの開花を宣言しました。去年より6日遅く平年より5日早い開花です。

(大船渡市 渕上 清 市長)
「本日、大船渡市のサクラの標本木6輪が開花しましたのでサクラの開花を宣言いたします」

大船渡市が開花の基準となる標本木としているのは、市民体育館の敷地にあるソメイヨシノです。サクラはきのう2輪ほどの花がほころび始め、きょうの午前中には6輪が咲いているのを確認し、午前11時半に開花を宣言しました。1996年の観測開始以来、2番目に開花が早かった去年より6日遅く、平年より5日早い開花だということです。大船渡市は、標本木としているサクラの木は1週間から10日ほどで満開となり、見ごろを迎えるとしています。

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