久保同僚スビメンディはアーセナル有力 バイエルンは監督未定、バルセロナは財政難で脱落か

スビメンディ(右)とアルグアシル監督(ロイター)

スペイン1部で日本代表MF久保建英(22)の所属するレアル・ソシエダードのMFマルティン・スビメンディ(25)がイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルに移籍することになりそうだ。

スペインメディア「FICHAJES・NET」によると、多くのクラブが熱視線を注いでいるスビメンディをめぐっては昨年にスペイン1部バルセロナが獲得への意欲を見せていたが「市場価値の高さとクラブの財政事情により、その可能性は消え去った」。ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンについても「(同1部レーバークーゼンの)シャビ・アロンソ監督就任の不確実性(※残留を表明)により、関心は薄れている」と指摘。ライバル2クラブが〝脱落〟したという。

同メディアは「(シャビ)アロンソがバイエルンの加入を拒否したことで、アーセナルがスビメンディの獲得を確実にする可能性が高まった。ミケル・アルテタ監督率いるロンドンのチームは質の高い将来有望な選手で中盤の強化を目指しており、スビメンディはそのゲームプランに完璧にフィットするだろう」と伝えていた。

スビメンディの契約解除金は6000万ユーロ(約97億2000万円)に設定されているもののアーセナルとすれば、満額の支払いに問題はない。来季はイングランド代表MFテグラン・ライス、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとともに「ダイナミックなトリオを形成する」こともありそうだ。

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