「ベッツ、大谷翔平、フリーマンが11打数6安打。ドジャースの“ビッグ3”は恐るべきもの」敗れたジャイアンツ地元紙が驚嘆「その“巨大さ”は目の当たりにしないと分からない」

ロサンゼルス・ドジャースは現地4月1日、本拠地で同じナ・リーグ西地区のライバル、サンフランシスコ・ジャイアンツと対戦して8ー3で勝利した。

ドジャースは初回に先制する。先頭のムーキー・ベッツが三塁打で出塁し、続く大谷翔平の二ゴロでベッツが生還。3回には四球のベッツを一塁に置いて、大谷が二塁打を放ってチャンスを広げると、1死二、三塁で3番フレディ・フリーマンが適時打、4番ウィル・スミスが犠飛を放って3ー0とリードを広げた。

3ー1で迎えた6回裏には、6番テオスカー・ヘルナンデスに3ラン本塁打が飛び出すなど、ドジャースは8ー3でジャイアンツとの3連戦の初戦を制した。

ドジャースは今オフに大谷翔平らを獲得し、開幕前には有力な優勝候補と言われていた。その前評判に違わぬ実力を見せるドジャースに対して、敗れたジャイアンツの地元サンフランシスコの『Mercury News』紙が、「宿敵ドジャースの“ビッグ3”は恐るべきもの」と驚嘆の声を挙げた。
同紙はとりわけ、ベッツ、大谷、フリーマンが並ぶ上位打線に注目。「この3人が11打数6安打を記録。ドジャースの8点中、6点に絡む活躍だった」と伝え、ドジャースのMVPトリオを、「グランドキャニオン、ワン・ワールド・トレード・センター、テイラー・スウィフトのワールドツアー。その“巨大さ”は実際に目の当たりにしないと分からない」と表現した。

「ベッツ、大谷、フリーマンとの対戦は、机上で考えていたよりも難しいことが判明した。この3選手を抑えることができず、地区最大のライバルとの初戦を落としてしまった」

同紙がこう報じるほど、ドジャースの“ビッグ3”は宿敵ジャイアンツ相手に、初戦から実力を見せつけた。

構成●THE DIGEST編集部

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