マブズのドンチッチが今季最多4度目、ホークスのマレーがキャリア初の週間MVP受賞!好調の八村は選出ならず|NBA第23週

現地時間4月1日、NBAが今季第23週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからアトランタ・ホークスのデジャンテ・マレー、ウエスタン・カンファレンスからダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチが選出された。

3月25日(月)から31日(日)の選考期間中、4試合に出場したマレーは平均28.3点、5.8リバウンド、10.3アシスト、1.75スティールをマーク。チームの3勝1敗に貢献し、キャリア7年目で初の週間MVPに輝いた。

27歳のコンボガードは、今週2度にわたって対戦した首位ボストン・セルティックス戦で、いずれも勝利に導く活躍を披露。25日の試合は前半に最大30点差をつけられながら、19得点&自己最多タイの15アシストをあげて大逆転劇を演出すると、28日の再戦ではキャリアハイの44得点、7リバウンド、7アシストの大暴れ。特に延長戦では残り0.1秒の逆転弾を含め、1人でチームの全得点(11点)を稼ぎ出した。

前週から4連勝を飾ったホークスは、現在35勝40敗でイースト10位。2月下旬以降、司令塔のトレイ・ヤングをケガで欠くなか、マレーが3度の40点超えを記録するなどチームを牽引している。
一方、マブズを期間中全勝に導いたドンチッチは、4試合で平均32.5点(フィールドゴール成功率51.2%、3ポイント成功率44.2%)、11.0リバウンド、9.5アシスト、1.75スティールと躍動。リーグ単独トップとなる今季4度目、通算13回目の受賞となった。

25歳のスーパースターは、25日のユタ・ジャズ戦で今季19回目のトリプルダブル(29得点、12リバウンド、13アシスト)を達成すると、続くサクラメント・キングスとの2連戦では2戦合計54得点、20リバウンド、18アシストの働き。

極めつきは31日のヒューストン・ロケッツ戦。11連勝中と波に乗る相手のホームで9本の3ポイントを含む47得点(前半32得点)を叩き出し、圧倒的な支配力を誇示してみせた。

3月17日から7連勝中のマブズは45勝29敗でウエスト5位に浮上。ドンチッチは今季、リーグトップの平均34.0点に9.1リバウンド、同2位の9.8アシストを残し、シーズン全体のMVP候補にも挙げられている。

なお、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁は同週、4試合で3度のダブルダブル、平均20.5点、8.5リバウンド、フィールドゴール成功率60.0%(31/50)、3ポイント成功率55.6%(10/18)と好パフォーマンスを披露したが、初の戴冠はならず。

受賞候補には同僚のレブロン・ジェームズ(週間平均26.3点、10.3リバウンド、8.3アシスト)をはじめ、ジェイレン・グリーン(ロケッツ/同27.5点、7.8リバウンド)、ヴィクター・ウェンバンヤマ(サンアントニオ・スパーズ/同30.3点、12.3リバウンド、3.0ブロック)の3人が名を連ねた。

構成●ダンクシュート編集部

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