東北新幹線 仙台−東京間で一時運転見合わせ 3月29日に続きまたもやトラブル

3月29日に続き、またもや新幹線のトラブルです。東北新幹線は、福島駅で工事車両が故障した影響で仙台駅から東京駅の間で運転を見合わせました。春休みの旅行シーズンと重なり、多くの利用客に影響が出ました。

JR東日本によりますと午前5時ごろ、東北新幹線の福島駅で保守点検の車両が油漏れを起こしていることが分かり、仙台駅と東京駅の上下線で運転を見合わせました。

この車両が作業をしていた福島駅と白石蔵王駅の間で、16.5キロにわたってレールなど複数個所に油が付着しているのが見つかったということで、人力でふき取るなどの措置が取られました。

利用客「これから東京に行く予定でしたが、午前中動かないのであればやめようかなと。スカイツリーに行く予定だったのですけど」「楽しみにしていた。悲しい」「函館まで旅行に行く予定ですが、新幹線が止まっているのでどうしようか。飛行機に乗り換えようか調べています色々」

東北新幹線は午後0時半ごろに全線で運転を再開しましたが、上下線で計53本が運休し春休みの旅行客など合計4万3500人に影響が出ました。

利用客「2泊3日でUSJに行ったりしようと思ってたので、やっと動いてもらってほっとしてます」「5時間ぐらい止まっていましたね。助かりました。運転再開してもらって」

東北新幹線は、3月29日も停電の影響で仙台駅と東京駅の間で一時運転を見合わせていて、2週続けてのトラブルに利用客らは困惑した様子でした。

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