今永昇太”史上2人目”の快投をMLB公式サイトが称賛「並のルーキーじゃない」

”史上2人目”のデビューを果たした今永昇太(ロイター=USA TODAY Sports)

カブスの今永昇太投手(30)の快投に米国が沸いている。今永は1日(日本時間2日)、本拠地シカゴでのロッキーズ戦に先発でメジャー初登板。6回2安打無失点、9奪三振という圧巻のパフォーマンスで勝利投手となった。憧れのメジャーで鮮烈デビューを果たした左腕をMLB公式サイトが称賛した。

「並のルーキーじゃない」という見出しで今永の快投を伝え「カブス史上最も記憶に残るデビュー戦のひとつ」とした。同サイトによれば1901年以降、メジャー初先発で6回無失点無四球9奪三振の快挙は2018年に7回無失点無四球9奪三振で衝撃デビューしたパイレーツのニック・キンガム以来史上2人目という。

ちなみに95年の野茂英雄(ドジャース)は5回無失点4四球7奪三振で勝ち負けなし、07年の松坂大輔(レッドソックス)は7回1失点1四球10奪三振で白星、12年のダルビッシュ有(レンジャーズ)は5回2/3を5失点5四球5奪三振で白星、14年の田中将大(ヤンキース)は7回3失点無四球8奪三振で白星、18年の大谷翔平(エンゼルス)は6回3失点1四球6奪三振で白星。そうそうたる〝先輩〟をしのぐ歴史的なデビュー戦となった。

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