海水中のプランクトンによってはさらに拡大も・・・ まひ性貝毒基準値超えで「中北部」と「宮古湾」の2海域でホタテガイ出荷自主規制 岩手県内で計5海域に

岩手県漁連は2日、基準値を超えるまひ性貝毒が検出されたとして、中北部(宮古市の一部と岩泉町、田野畑村)と宮古湾の2つの海域で、ホタテガイの出荷を自主規制したと発表しました。県内の自主規制海域は合わせて5つとなりました。

中北部海域は日出島で、宮古湾海域は臼木でそれぞれ4月1日に採取したホタテガイを検査した結果、規制値を上回る貝毒が検出されました。
県漁連では、ホタテガイが食べることで体内に毒素を蓄積させ貝毒を持つ原因となる海水中のプランクトンの状態によっては、出荷を自主規制する海域がさらに拡大する可能性があると推測しています。

<岩手県内の自主規制継続海域>
〇大槌湾海域 2023年11月21日~
〇釜石湾海域 2023年2月21日~
〇大船渡湾西部海域 2024年2月27日~

© 株式会社アイビーシー岩手放送