「生産者が喜んでくれる商品を作りたい」県産サトイモがイオントップバリュの新商品に 廃棄の“親芋”活用

愛媛県産サトイモを使ったスープが、流通大手のイオンから全国販売されます。食品ロス削減にも貢献する商品となっています。

イオンが全国販売するのは、県産サトイモのペーストに牛乳を加えた「冷製親里芋のポタージュ」で、2日は開発にあたったイオントップバリュの森常之副社長らが県庁を訪れ、中村知事に報告しました。

材料は「親芋」と呼ばれるサトイモの中心にある固く調理に向かない部位で通常、ほとんどが廃棄されますが、県内の食品加工会社が持つ技術を活用し、柔らかく滑らかな食感を実現したということです。

(近藤リポーター)
「ものすごくなめらか。具材にもサトイモが使われているが、繊維質な感じは全くない。サトイモのコクが出ていてとても美味しい」

(イオントップバリュ・森常之副社長インタ)
「地域の生産者が喜んでくれる商品を作りたいと常に思っていて、この形を今後、愛媛県の皆さんと一緒に拡大していきたいと思っている」

中村知事も絶賛の「冷製親里芋のポタージュ」は、イオン系列のスーパーで県内は2日、県外は3日発売です。

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