クロップ絶賛「あれがワタル」「マッカは圧倒的」…好プレーの面々に喝采「私はファンだ」

リバプール指揮官が遠藤航とマック・アリスターを絶賛【写真:Getty Images】

ブライトン戦で決勝アシストのマック・アリスターらの出来を高評価

イングランド1部リバプールは、3月31日に行われたプレミアリーグ第30節ブライトン戦で2-1の逆転勝利を収め、リーグ首位に立った。この試合におけるアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターのパフォーマンスを問われたユルゲン・クロップ監督は、彼を筆頭とする選手たちへの絶大な信頼を口にしている。クラブの公式サイトがドイツ人監督のコメントを伝えた。

マック・アリスターは古巣となるブライトンとの試合で、後半20分にエジプト代表FWモハメド・サラーの決勝ゴールをアシストした。この場面以外でも多くのチャンスに絡んだマック・アリスターは、日本代表MF遠藤航がアンカーのポジションに定着し、一列前でプレーできるようになったことで、改めて自身の価値を証明している。

試合後、マック・アリスターの活躍について問われたクロップ監督は「今日も、いくつもの特別なパフォーマンスを見ることができた。マッカ(マック・アリスター)は素晴らしかった。圧倒的だった。だが、あれだけの才能、あのような個性があれば、それを発揮しないといけない。あれがマッカだ。彼はそれができる。だからやらなければいけない。あれが、コナー(・ブラッドリー)だし、あれが(ジャレル・)クアンサーだし、あれがワタルであり、あれがドム(ドミニク・ソボスライ)だ。彼らは、あれだけ素晴らしい。ジョー・ゴメスもね。彼らはあれだけできるから、やらないといけない」と、マック・アリスターだけでなく、ほかの選手たちのパフォーマンスも称賛した。

さらに「私は彼らの最大のファンだ。でも、彼らが最高のパフォーマンスを見せる時に驚くことはやめたんだ。なぜならそれは私が彼らに求めることであり、それができている時は良いからだ。そうできなくなった時、私は原因を考え、どうすれば助けられるかを見出さないといけない。だが、それができている時、私はおそらくほかの人たちとは違って、驚かない。それが頻繁にできるようになれば、嬉しく思うだけだ」と、現在のチームに対する絶大な信頼を口にした。

開幕前、中盤の選手が一気に入れ替わり、不安視されていたリバプールだが、ここに来て首位に立っている。今シーズン限りでの退任を発表したクロップ監督は、このままトップの座をキープして、リバプールでの監督生活を終えることになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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