香川県警本部長に着任した岡本慎一郎氏が会見 交通事故の発生実態を踏まえた取り組みなどを推進

香川県警本部長に新たに着任した岡本慎一郎氏が会見を開きました。人口10万人当たりの交通事故死者数が特に多い現状をふまえ、対策に力を入れたいと話しました。

先月(3月)29日付で香川県警本部長に着任した岡本慎一郎氏は、東京都出身の49歳です。東京大学法学部を卒業後、1999年に警察庁に入庁し、これまでに沖縄県警警務部長や警察庁長官官房参事官などを歴任しています。

岡本本部長は、県内の交通死亡事故について「厳しい状況」としたうえで、効果的な策を講じたいと話しました。

(香川県警 岡本慎一郎本部長)「高齢者が全体の7割を占め、夜間の事故が6割を占めているという、こうした事故の発生実態を踏まえた取り組みを推進していくことが重要」

また、近年増加している窃盗や住居侵入などの刑法犯の防止にも努め、安心して暮らせる社会を築きたいとしています。

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