【MLB】「人々を魅了する方法を知っている」今永昇太の“人柄”を公式サイトが絶賛「普通のルーキーではない」

カブス今永昇太投手が4月1日(日本時間2日)、本拠地のロッキーズ戦に先発。6回2安打無失点、9三振を奪う好投でデビュー戦白星を飾った。

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■公式サイトが今永の“人柄”にも太鼓判

快投を披露した今永のデビュー戦を、MLB公式サイトは「カブス史上、もっとも記憶に残るデビュー戦のひとつ」と絶賛。「イマナガはカブスに入団して以来、多くの人を魅了してきた」と今永の入団後の取り組みを紹介した。

今永は5,300万ドル(約77億円)の4年契約に合意しカブスに入団。入団会見でチームの有名な勝利の歌「Go Cubs, Go」の歌詞を暗唱してカブスファンを魅了し、ワールドシリーズMVPにも輝いたカブスOB、ベン・ゾブリスト氏と同じような活躍をしたいという理由で背番号18を選んだと明かした。

また、試合前のウォームアップの際には、地元の人気ホッケーチームのゴール曲を流し、「ファンの皆さんに楽しんでもらいたいと、僕が選んだ曲です」と、サービス精神も発揮していた。

また春季キャンプでは同僚たちの心も掴んだ。今永は必要な場合を除き通訳を頼らず、自ら英語の勉強をし、チームメートがサッカーボールを投げて楽しんでいるのを見ると、自分もサッカーボールを購入するなど友好的な関係を築いているようだ。

さらに、そのピッチングと調整力を持って、チーム全体も魅了しているという。今永は自身の速球がメジャーの打者にどのように作用するか、日本とは異なるとすぐに気付き、25回と2/3を投げて25三振を奪取。カブスのクレイグ・カウンセル監督も「調整する能力がメジャーリーグでは必要不可欠。そして彼はそれが本当に上手だ。今後が楽しみだ」と今永の活躍に期待を寄せている。

最後に、公式サイトはこの日の試合を振り返り「イマナガが普通のルーキーではないことを思い出させた」と今永の実力を称賛。さらに、クリストファー・モレル三塁手の「彼とチームメイトになることができてうれしい」という言葉を引用して、改めて「人々を魅了する方法を知っているようだ」と今永の人柄にも太鼓判を押した。

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(A.Kudo/SPREAD編集部)

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