セクゾからtimelesz改名 菊池風磨、新メンバー募集での物議を落ち着かせた平野紫耀とは異なる「バコプロ」

菊池風磨(timelesz) (C)ピンズバNEWS

Sexy Zoneが4月1日、新グループ名を発表し「timelesz(タイムレス)」に改名。同日、行なった生配信では旧ジャニーズ事務所からデビューしたグループでは初めてオーディションで新メンバーを選出することも発表したが、ファンからは困惑の声が噴出。一方でこれを受けての菊池風磨(29)の対応が高く評価されている。

4月1日の生配信で菊池は「我々と一緒に盛り上げてもらうべく、新メンバー加入オーディションを開催します」と発表。応募開始は5月以降。資格を有するのは芸能活動を行なう団体に所属していない、18~30歳の日本で活動可能な男性。エンタメ経験の有無や自薦他薦は問わず、ジュニア(旧ジャニーズJr.)の応募も可能だ。

そんな新メンバー加入オーディションの開催に、

《新メンバーいる?今までと今からとではだいぶと差があると思うんだけど…大丈夫なんかなぁ》
《3人の事だから生半可な気持ちでない事もしっかり覚悟の上で決めたことだろうから…まだ受け入れられないけど応援してます》

などと、ファンからは疑問を呈する声、戸惑いの声が多数寄せられる事態となったのだ。

「少しでもファンの不安を解消するためでしょう、菊池さんはその翌日4月2日、インスタグラムストーリーズで《なんでも答えます。なんでもください》と質問箱を設置。寄せられた質問に次々と、そして真摯に回答しているんです」(女性誌編集者)

《3人じゃ無くなるなら、何故szという名前を残したの?》という質問には《5人から始まったことは紛れもない事実であり、我々の宝物なので! それを目に見える形で残したい、何が変わっても変えたくない、どんなタイミングで我々のことを知ってくれたとしても、それだけはどうかわかってほしい、そんな想いがあります》と返答。

《新メンバー入っても3人しか応援できない》という問いには《そのお気持ちになるのも、正直、普通だと思います。ただ、オーディション番組として、ドキュメンタリーで追うことによって、彼らの志と想いが伝わればと思います。そんな志と想いを強く持った仲間を探しています。認めてもらうことは甘くないことは百も承知で、認めてもらう努力を私もしていきます》と回答している。

《3人じゃ無理だったってこと?》という質問には《無理か無理じゃないかと言われると、それは誰にもわからないことだと思います。可能性の話かなと思います! メンバー増員は、その可能性を上げるべく行う改革です》と応じている。

■平野紫耀の“バコプロ”と同じようにファンにしっかりと対峙

菊池のストーリーズでの回答を受け、

《菊池風磨さんのストーリーすごい、あの、こんなにオタクのわがままに真摯に向き合ってくれるの?休んでもいいし無視してもいいのにこんな風にしてくれるの真剣すぎるよ わたしあなたたちが大好き………》
《万人が納得する答えはないかもしれないけどこんなにも真剣に向き合ってくれてる事を伝えてくれるのはファンのことを大事に思ってくれてるからだよね》

と絶賛の声が殺到。「風磨のストーリー」はX(旧ツイッター)のトレンド入りするほどだった。

「改名はともかく、新メンバー募集には賛否の声、それも否定的な声のほうが多いぐらいですが、その事態を受けて菊池さんが立ち上がったんでしょう。新メンバー募集を最初に提案したのは菊池さんだと本人も明言していますから、その責任を……という思いもあるでしょうね。

ファンの質問にこれだけ直接に、真正面から回答していくというのはNumber_iの平野紫耀さん(27)の“バコプロ”的な動きでもありますよね」(前出の女性誌編集者)

平野は2023年7月に個人アカウントを開設するとインスタのストーリーズに質問箱を設置し、たびたびフォロワーとの交流を図っている。4回目の質問箱設置時にはフォロワーからの《もうインスタグラマーだね!》という問いに《質問箱のプロ バコプロですわ》と宣言していた。

「平野さんの場合は楽しく、面白く質問に応じているイメージが強いですが、菊池さんは事態が事態だけに真摯に対応。ただ、ファンからの質問に正面から向き合うというのは2人とも同じですよね。そして菊池さんの対応でファンにも納得感が出ていますし、騒然とした事態が落ち着きつつある感じです。

菊池さんは、インスタに関しては事務所の了解を取ってという感じではなく個人で動いている印象ですが、バランス感覚に非常に優れていますし、フットワークも軽く、事態の収拾に向けて動けていますよね。旧ジャニーズ事務所時代だったらこういった対応はできなかったでしょうが、この点は新体制になって上手く転がり始めているように見受けられます」(前同)

中心的存在だった中島健人(30)の脱退、そして新プロジェクトである新メンバー募集で不安なすべり出しとなったtimeleszだが、菊池の素晴らしい対応でピンチを回避できたようだ。

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