インテル関心報道のAZ菅原由勢が注目発言!「プレミアが夢だけどイタリアも…」

去就が注目されるなかでの発言は、注目を集めるかもしれない。

AZに所属する菅原由勢が、オランダ国内の移籍に否定的な見解を示し、セリエAへの移籍に前向きな様子をうかがわせた。『AD』でのコメントが伝えられている。

今季の菅原は公式戦35試合に出場し、3ゴ―ル・8アシストを記録。AZとの契約が2015年6月までと残り1年になるため、この夏の去就が取りざたされている。

菅原は「プレミアリーグが夢だったけど、イタリアでプレーするのも良い」と話した。

「ティジャニ・ラインデルス、トゥーン・コープマイネルス、サム・ブーケマ、アルベルト・グドムンソンたちのように良いステップを踏めるのを願っている」

【動画】AZ菅原由勢が鮮やかな直接FK弾を含む2ゴール!
名前をあげられたのは、いずれもオランダからイタリアに渡り、ステップアップを遂げた選手たちだ。

ラインデルスはミランの主力として活躍。コープマイネルスはアタランタでの好パフォーマンスで、この夏の飛躍が確実視されている。ブーケマはセリエAで4位と躍進中のボローニャの主軸。今季公式戦13得点で赤丸急上昇中のグドムンソンもビッグクラブ移籍が噂されている。

日本代表DFが彼らに続き、イタリアでプレーすることはあるのか。先日からうわさされているのがインテルだ。デンゼル・ドゥムフリースの去就が騒がれ、1月に獲得したタジョン・ブキャナンは出場機会を得られていない。これを受け、ブキャナン獲得前に同様に関心を寄せていた菅原に再注目していると言われている。

インテルといえば、日本代表の先輩である長友佑都が長く在籍したクラブだ。今季はセリエA優勝に迫っており、移籍が実現した場合は王者の一員として来季を迎える可能性が高い。

6月で24歳になる菅原にとって、今夏の選択はキャリアにとって重要だ。その決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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