元日本代表・川村卓也氏が幼稚園児にバスケの楽しさ伝える「この経験きっかけに好きになって」

3月29日、『シュートで描く未来のアーチ!プロジェクト SUPPORTED BY 三井住友信託銀行』が東京都日野市の日野・多摩平幼稚園で開催。元バスケットボール日本代表の川村卓也氏が参加し、園児と触れ合った。

今回が初開催となるこのイベントは、日本バスケットボール協会のサポーティングカンパニーである三井住友信託銀行のバスケットボールを通じた社会貢献活動の一環として行われ、ミニバスケットゴールとスポンジボールのセットが寄贈された。

このイベントに合わせて、園児のためにパスとシュートの特別メニューを用意してきた川村氏。園児の目線で一緒にボールに親しみ、シュートが決まる楽しさを伝えた。川村氏は特に心に残った瞬間を問われると、子どもたちが笑顔でボールを追いかけていたことを挙げ、「この日の経験をきっかけにバスケットボールを好きになってもらえたら、何よりうれしい」と振り返る。

川村氏はまた、バスケットボールをとおして子どもたちと接する際に最も大切にしていることとして、「失敗を恐れないこと」を挙げた。「失敗を恐れると笑顔が失われてしまう。失敗を多く経験しそれを乗り越えることで、自分自身を成長させることができる」と語り、子どもたちの心にチャレンジ精神を育むことの重要性を強調した。

バスケットボールの用具を寄贈するこの取り組みは今後も首都圏の幼稚園や保育園などを対象に展開されていくという。

© 株式会社シーソーゲーム