1-2月の訪中外国人数が延べ294万5000人に

今年1-2月の訪中外国人総数は前の2カ月と比べ2.3倍増の延べ294万5000人となり、新型コロナ感染症発生前の41.5%にまで回復した。写真は北京の故宮博物院。

中国文化・旅游(観光)部は3月29日に開いた2024年第1四半期(1-3月)の定例記者会見で、インバウンド旅行円滑化関連の推進状況について説明した。国家移民局の統計によると、今年1-2月の訪中外国人総数は前の2カ月と比べ2.3倍増の延べ294万5000人となり、新型コロナ感染症発生前の41.5%にまで回復したことを明らかにした。

中国文化・旅游部国際交流・合作局の石沢毅(シー・ザーイー)副局長によると、春節(旧正月、今年は2月10日)期間中、中国の査証(ビザ)免除措置の効果が目に見えて現れ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、マレーシア、シンガポールなど新たにビザ免除措置の対象となった国からのインバウンド客が目に見えて増加した。一部のOTA(オンライン旅行代理店)プラットフォーム上では、インバウンド旅行の予約数が2019年同期と比べて倍増した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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