FIBAフォトコンテストの結果が発表、1位はフィリピン人少女のレイアップに

1位はフィリピン人少女のレイアップに

4月2日、FIBA(国際バスケットボール連盟)はフォトコンテスト2023の入賞者4名を発表した。1位にはフィリピンの田舎で撮影された子どもたちのバスケシーンが選ばれた。

今回のフォトコンテストは、2023年12月21日の「世界バスケットボールデー」に開催が発表されたもの。FIBAは「バスケットボール・フォー・グッドがテーマです。異なるバックグラウンドを持つ人々がバスケを通して絆を深め、壁を無くし、和と幸福に貢献するためなどにいかに役立っているかを表現することを評価ポイントとしました」と説明している。

1位になったのは、クリストファー・アンドレスさんが撮影した「バスケットボールが架け橋に」とタイトルが付けられているフィリピンの田舎町で撮影された写真。広場の木に設置された手作りのゴールに向かって少女がレイアップをしているのだが、そのバックでは友人たちが笑顔を見せている。この写真についてFIBAは戦略的優先事項である“バスケにおける女性の地位向上”に沿ったもので、少女や女性に力を与えるものだと評価している。
そのほか、2位にはベネズエラで撮影された車いすバスケの写真が、3位には1位と同じくフィリピンで撮影された写真が選ばれた。またナイジェリア人のエリシャ・ヤロ氏が撮影した「Basketball Saved Me」はファンによる最多得票を得たと紹介している。

今回のフォトコンテストには500人以上のフォトグラファーから981枚が応募され、審査によって選ばれた100枚が毎年発酵されるFIBAフォトブックに掲載されるとしている。

※この原稿は月刊バスケットボールWEB(https://www.basketball-zine.com/)に掲載されたものです

© 日本文化出版株式会社