裏金処分39人に弁明機会 自民党紀委、文書提出を求める

 自民党は2日、派閥の政治資金パーティー裏金事件の処分対象者39人に「弁明の機会」を設けると逢沢一郎党紀委員長名で通知した。希望する場合、4日午前10時までにA4用紙1枚の文書にまとめて提出するよう求めた。党紀委は4日午後に処分を決定する。

 通知では、党紀委に出席を求めて弁明を聞くことはしないとする一方、文書の提出がない場合は「弁明の機会を放棄したものとする」と記した。

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