小林製薬の「紅麹サプリ」問題 高知県内で健康被害訴える人は5人に 

小林製薬の「紅麹」成分を使ったサプリメントで健康被害が相次いでいる問題で、高知県内で健康被害を訴える人は5人になったことがわかりました。

この問題ではサプリメントを摂取した人たちに腎疾患などの健康被害が相次いでいます。県内では1日までに4件の相談があり、このうち3件は倦怠感や吐き気、残尿感、足の腫れなど健康被害を訴える内容でした。高知市保健所によりますと、2日、新たに2件の相談が寄せられ、「倦怠感やのぼせ、体のふらつきがある」といった内容だったということです。

県内で健康被害を訴える人は5人になりました。いずれも、2022年から2023年にかけて小林製薬のサプリメントを摂取していましたが、症状との因果関係は分からないということです。保健所では対象製品の摂取をやめ、体に異常がある場合は医療機関を受診するか、保健所に相談するよう呼びかけています。

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