能登半島地震で被災した作家の作品も 「日本伝統漆芸展 」始まる 広島

日本の伝統工芸として知られる漆芸の展示会が始まり、能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市からの作品が展示されています。

若森明日香記者「自分の姿が写ってしまうほど輝いている作品の数々実は輪島の漆で作られているんです」

能登の冬の海などを黒と白のモノトーンで表現した作品など全国から選ばれた75点の漆芸作品が展示されています。

そごう美術館によりますと被災した作家27人の作品も展示されていて、今もまだ製作を再開できていない作家もいるということです。

そごう美術館 野口英治副館長「道具類や技術やなくされて悲観されてはいるとは思うんですが(復興へ)年数はかかるかもしれないですけどよりよいものを更に今後も含めてつくり出していただきたいと」

会場には支援金箱が設置されていて被災地への支援を呼びかけています。

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