阪神・村上、昨季1度もなかった初回失点…佐藤輝の失策絡みで一挙4失点

◆ 自責点ゼロもまさかの立ち上がり

阪神の村上頌樹投手(25)が2日、ホーム開幕戦となったDeNA戦(京セラD大阪)に先発登板。立ち上がりに失策絡みで4点を失い、昨季は一度もなかった“初回失点”を喫した。

先頭の度会に四球を与えると、2番・オースティンは中飛に退けたものの、続く佐野には右前打を許し一死一、三塁のピンチ。ここで4番・牧を三ゴロに打ち取ったと思われたが、三塁・佐藤輝が打球を弾き適時失策で1点を失った。なおも二死満塁で、7番・山本に右中間突破の適時三塁打を浴び走者一掃。瞬く間に4失点となった。

村上は昨季、10勝6敗、防御率1.75の好成績を残し新人王とシーズンMVPを同時受賞。昨季は21度の先発登板で初回の失点は1度もなかったが、新シーズンは思わぬ幕開けとなった。

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