ヘンリー王子 5月の渡英中止なら「王室に説明する必要がある」と専門家が指摘

ヘンリー王子(ロイター)

ヘンリー王子は5月8日に英セント・ポール大聖堂でインヴィクタス・ゲーム10周年記念礼拝のため渡英する。しかし警備上の問題など予想外のアクシデントで訪英が中止になった場合は「王室に何らかの説明をしなければならない」と王室専門家が指摘した。英紙ミラーが1日に伝えた。

現在、ヘンリー王子夫妻は王室と緊張関係にあり、ウィリアム皇太子夫妻とは疎遠になっている。しかし、王室作家のトム・クイン氏は、ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は、この問題を解決しようと努めていると主張する。

クイン氏は「よほどのアクシデントがなければ、ヘンリー王子は間違いなく5月のインヴィクタス・ゲームのためにイギリスに戻るだろう。それは彼の大事なものだから。もし彼が来れないと決めたら、それについては王室に対して説明が必要になる。兄のウィリアム皇太子に会わなければならない、あるいは会わないという選択をしなければならなかったから、という気まずい思いを避けるためです」と指摘した。

さらに「来ないということは、ヘンリー王子がウィリアム皇太子と10間会うとか、兄や父親に会う時間がなくて米国に帰らなければならない何らかの理由を考えるという何らかの妥協策を見つけるより最悪だ」と語った。

要するに訪英するにしても中止になったとしても、堂々と国王や皇太子コンタクトを取って話し合うべきという訳だ。同イベントにはメーガン妃も帯同するとの報道も出ている。ヘンリー王子渡英はまた様々な問題を起こしそうだ。

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