連休の3日間に168万人が出境

4日間のイースター連休が終わり、4月1日はUターンラッシュとなった。同日付香港各紙によると、香港では連休初日から3日目までにさまざまな出入境管理所を経由して出境した香港市民は168万人を記録したが、同じ期間に香港を訪れた旅行者は33万8000人で、その差は135万人近くに達した。入境処は1日、香港への到着者数がピークに達する見込みから移動時間に十分余裕を持つよう呼びかけた。

入境処のデータによると、先週の木曜日(3月28日)の祝日前夜、52万6000人の香港住民が出境したのに対し、同時期に香港に入境した旅行者はわずか10万人にとどまり、翌日(29日)には状況はさらに状況が激化し70万人が出境した。2日連続で新型コロナ流行後の単日出境者数の記録を更新したが、同期間の来港者数は10万1000人にとどまり、中国本土からの旅行者は6万7000人にとどまった。土曜日( 30日)には香港からの出境者は45万4000人と若干減少し、香港への入境者は35万7000人に達した。

31日夜9時の時点で出入者数は91万9000人、うち出境者数は45万人余りを記録しており、そのうち約35万人が香港在住者であった。中でも落馬洲と羅湖の出入境管理所は最も混雑し、それぞれ8万5000人、8万1000人が出境した。

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