満開はいつ!? 新人桜守が見守る「斐伊川堤防桜並木」日本さくら名所100選「咲いてくれてありがとうございます」

日本さくら名所100選のひとつ、島根県雲南市の斐伊川堤防桜並木は連日大勢の花見客でにぎわっていて、まもなく満開を迎えます。

全長2キロに800本のサクラが咲き誇る島根県内有数のサクラの名所は、2日も大勢の花見客でにぎわっていました。

花見客
「きれいです。」
「可愛いね。」
「5年ぶりに花見でちょっと一杯、長時間やりましたね。」

まもなく満開を迎えるサクラを確かめるように歩いて来るのは桜守の武井基次さん。
雲南市独自のサクラの専門職で去年9月の就任以来、世話をして来たサクラたちの晴れ姿に満足そうです。

桜守・武井基次さん
「サクラがうまくやっぱり咲いてくれないと、なかなかね、気持ちも沈んじゃうかも知れませんけど、こんだけ咲いてくれたもんですから。サクラありがとうございます。咲いてくれてありがとうございます。そんな感じですね。

斐伊川堤防のサクラは桜守が常に見守っていて、松江地方気象台の標本木より1日早く3月27日に開花を確認。
その後の暖かさでまもなく満開を迎える見込みで、これから1週間程度楽しめそうだということですが、3日の雨と風も気になるところです。

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