高津区内4寺院では催しも 花まつりはお寺巡りを 川崎市高津区

釈迦像に甘茶をかける子どもたち(写真は過去の様子)

4月8日はお釈迦様の誕生日―。毎年この日の前後には、全国の寺院で生誕を祝う「花まつり」が催されている。

高津区内では大蓮寺(久本)、龍台寺(久本)、明鏡寺(末長)、増福寺(末長)の4寺院を巡る「スタンプラリー」が6日(土)から8日(月)に開催される。各日午前10時〜午後5時まで。

花まつりでは、花で飾られたお堂に立つ釈迦像に「甘茶」をかけて参拝するのが習わし。スタンプラリーの発起人で大蓮寺の住職を務める大橋雄人さんは「花まつりは(キリストの誕生を祝う)クリスマスに比べてあまり知られていないと感じていた。楽しみながらこうした習わしや由来などを知ってもらえたら」と思いを話す。

今年で7回目

高津区内で行われるスタンプラリーは、今年で7回目。期間中は前出の4寺院を参拝して全てのスタンプを集めると記念品(数量限定)がもらえるほか、コンプリートした台紙を持参すれば、催しの協賛店舗で様々な特典を受ける事もできる。また、それぞれの寺院や道中で春の草花などを楽しめるのも特徴で、例年多くの参加者で賑わいをみせている。大橋住職は「この時期は引っ越してくる人もいるので、近所を知ってもらう機会になれば」と話し、広く参加を呼び掛けている。

※次号本紙上(4月5日発行)でスタンプラリーの詳細記事を掲載予定。

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