【ソフトバンク】孫正義オーナー 安定感ある小久保野球に「このままの勢いで頑張ってほしい」

勝ち投手の大関を迎える孫正義オーナー

ソフトバンクは2日、ロッテとの本拠地開幕戦(ペイペイ)に2―0の快勝を収めた。先発・大関友久投手(26)が7回無四球で3安打、無失点の快投。和田の登板回避で巡ってきた大役で、見事な仕事ぶりだった。

この日は孫正義オーナー(66)が多忙な社業の合間を縫って観戦。オリックスとの開幕カードに勝ち越し、福岡に戻ってきての初戦でも試合巧者ぶりを発揮したチームをたたえた。開口一番「(本拠地でも)いいスタートですね」と満面の笑みを浮かべ「本当にナイスピッチング」と26歳左腕のたくましい投球を称賛した。

チームは開幕4戦3勝。4試合すべて投手陣が2点以内に抑える安定したパフォーマンスを発揮している。重量打線がクローズアップされる中で、小久保監督が肝に銘ずる投手中心の守り勝つ野球で好スタートを切った。孫オーナーは安定感ある戦いぶりに満足そうな様子で「ぜひ、このままの勢いで頑張ってほしいと思っています」と、春の躍進を期待した。

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