福留孝介氏「どこかで切り替えていかなければ」巨人・中川、2試合連続痛恨被弾

○ 中日 4x - 3 巨人 ●
<1回戦・バンテリンドームナゴヤ>

東海ラジオの制作で、ニッポン放送ショウアップナイターでも放送された2日の中日-巨人戦で解説を務めた福留孝介氏が、中日・細川成也にサヨナラ本塁打を浴びた巨人・中川皓太について言及した。

中川は3-3の11回にマウンドに上がると、先頭の細川に初球シュートが外れると、2球目のスライダーを左中間スタンドに運ばれ、サヨナラ本塁打を浴びた。

福留氏は「どうしても対左で右に入ってくるボールの中で、中川投手の投げるアウトコースのシュート、細川選手の初球にも投げましたけど、ちょっとシュート気味のボールでストライクが取れると幅が広がるんですけど、それ以外の真っ直ぐ、スライダーと入ってくるボールが中心になってくる。そうすると、ちょっとピッチングとして苦しくなってきますよね」と指摘。

福留氏はスライダーの曲がり幅についても、「打席に立っていないのでなんとも言えないですけど」と前置きをした上で、「曲がり幅としては僕の見た感じでは小さく速くなっている気がする。もう少し大きかったイメージなので」と解説。

さらに福留氏は「気持ちの整理ですよね。たまたま打たれることもありますし、そういうこともあるのでたまたまちょっと続いてしまったという中でいけば、どこかで切り替えていかなければいけないのかなと思います」と話した。

中川は前回登板の阪神戦でも森下翔太に3ランを浴びており、2試合連続失点、2試合連続敗戦投手となった。

(提供:東海ラジオ ガッツナイター)

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