「同じ過ちを繰り返さないよう努める」市が誤って承諾書を送付 1歳児2人が保育園に入園できず 保護者の電話で発覚=静岡・磐田市

市立保育園に入園を希望していた1歳児の2人に対し、対象外の年齢にもかかわらず、静岡県磐田市が誤って入園の承諾書を送付していたことが分かりました。対象の2人の児童は、いまだに保育園に入園できずにいるということです。

【写真を見る】「同じ過ちを繰り返さないよう努める」市が誤って承諾書を送付 1歳児2人が保育園に入園できず 保護者の電話で発覚=静岡・磐田市

3月1日、磐田市の市立保育園の担当者が2024年5月に「1歳児」2人の受け入れが可能と市に連絡をしました。しかしその後「2歳児」2人の誤りであることに気付き、修正の連絡をしましたが、市はデータを更新しませんでした。

そのため、市はこの保育園に入園を希望していた1歳児2人に対し、誤って入園承諾書を送付したということです。保護者が園に入園に向けた電話をしたことで発覚しました。

市は2人の保護者に謝罪し、承諾書を返却してもらいましたが、対象の2人はいまだ保育園などに入園できておらず、市が他の園を探しています。

幼稚園保育園課の清水大輔課長は「入園の順番を待っていたご家庭に誤った通知をしてしまい、申し訳ありませんでした。同じ過ちを繰り返さないよう再発防止に努めます」とコメントしています。

© 静岡放送株式会社