【巨人】阿部監督が2戦連続被弾の左腕・中川皓太をかばう「責められない。ピッチャーは」

延長11回、細川にサヨナラ弾を浴びた中川

巨人の阿部慎之助監督(45)が2戦連続被弾し敗戦投手になったセットアッパー・中川皓太投手(30)をかばった。

2日の中日戦(バンテリン)で中川は延長11回に登板。先頭・細川への2球目のスライダーを左中間スタンドに運ばれた。

指揮官として初のサヨナラ負けを喫した阿部監督は「責められない。ピッチャーは」と淡々。勝負が分かれたプレーとして延長11回無死一塁での大城卓の犠打失敗について、「あれがすべてだわ。野球の神様が怒ったな、最後な」と冷静に振り返った。

さらに阿部監督は「本人(大城卓)が一番悔しいだろうから、明日の本人の行動をオレは観察する」と〝予告〟した。

一方、3月31日の阪神戦(東京ドーム)に続く被弾となった中川は、「結果がすべてなので。チームには2試合、自分のせいで負けがついているので。そこは素直に受け止めて、今後に生かして。次の登板では抑えられるようにするだけです」と言葉を絞り出した。

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