松山市/JR車両基地跡に広域交流拠点施設整備、プロポで基本計画策定委託

松山市はJR四国車両基地跡地(南江戸1、敷地面積約9250平方メートル)を取得し、広域交流拠点施設の整備に乗り出す。公共機能として、劇場型ホール(2000席程度)や多目的ホール(800席程度)、子ども関連施設の導入を想定。民間活力を活用した官民連携による整備手法を検討する。
市は、基本計画策定業務の委託先を公募型プロポーザルで選定する。参加資格は単体または複数企業によるコンソーシアム。5月15日まで参加表明書、同22日まで提案書を受け付ける。プレゼンテーション審査を経て、6月中旬に優先交渉権者を決める。
ZEB導入などの環境性能や「松山駅周辺デザインコンセプト」に基づく景観形成に配慮した施設計画とする。関係する補助制度を調べ概算事業費を算出。民活を導入した場合の事業者選定や施設の設計、工事に必要な事業スケジュールを検討する。履行期間は2025年3月31日まで。提案限度価格は3300万円(税込み)とする。

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