現地時間4月2日に開催されたコッパ・イタリアの準決勝第1レグで、鎌田大地が所属するラツィオがユベントスと敵地で対戦する。
イゴール・トゥドール監督の初陣で、劇的勝利を飾った3日前のユーベ戦(セリエA第30節)で、11試合ぶりに先発出場を果たした鎌田はダブルボランチの一角で攻守に躍動したものの、この一戦ではベンチスタートとなった。
序盤はユベントスに押し込まれたものの、徐々に盛り返す。40分には、右サイドのクロスにルイス・アルベルトがヘッドで合わせるも、バーに嫌われる。
前半アディショナルタイムには、ラビオにミドルシュートを浴びるもGKマンダスがキャッチする。
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しかし後半立ち上がりの50分、縦パス一本で抜け出したキエーザのシュートで被弾し、先制を許す。さらに64分、主砲ヴラホビッチに持ち込まれて左足でネットを揺らされ、2点のビハインドとなる。
ラツィオは72分に2枚替え。インモービレとL・アルベルトを下げて、前線にカステジェノス、ボランチに鎌田を投入する。
鎌田は積極的にボ―ルに絡み、前線へも攻め上がるが、決定的な役割は果たせかった。
このまま0-2で敗れたラツィオは、現地4月23日に開催されるホームでの第2レグで逆転を期す。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部