【WWE】祭典カード外の中邑真輔&戸澤陽「A・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル」で浮上チャンス

中邑真輔(左)と戸澤陽

WWEプロレスの祭典「レッスルマニア40」(6、7日=日本時間7、8日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)の対戦カードが出そろった。

8万人が収容できるNFLのスタジアム「リンカーン・ファイナンシャル・フィールド」で開催される今年の祭典は、初日(6日)のメイン戦はローマン・レインズ&ザ・ロックvsコーディ・ローデス&セス・ロリンズの「史上最大のタッグマッチ」、2日目(7日)は王者レインズ vs コーディのWWEユニバーサル王座戦が予定されている。

日本人選手はWWE女子王者イヨ・スカイが元盟友ベイリーの挑戦を受ける注目の防衛戦、WWE女子タッグ王者のカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)は「ダメージCTRL」のダコタ・カイと組み、ビアンカ・ベレア&ナオミ&ジェイド・カーギルの強力トリオと遺恨激突する。祭典恒例の〝サプライズマッチ〟がある可能性は残るが、全13試合が決定した。

一方で〝キング・オブ・ストロングスタイル〟中邑真輔とお調子者ユニット「アルファ・アカデミー」の戸澤陽は、祭典のラインアップから外れた。最後まで祭典出場を狙った中邑と戸澤にとっては無念の結果となったが、代わりに祭典前日(5日=日本時間6日)に、フィラデルフィアのウェルズファーゴセンターで開催されるスマックダウンの「アンドレ・ザ・ジャイアント杯争奪バトルロイヤル」にエントリーされた。

伝説の大巨人の名が冠されたバトルロイヤルにはアンドラデ、リコシェ、チャド・ゲイブル、ブロンソン・リード、JDマグダナら20人が出場予定。2014年から開催されるレッスルマニアウイーク恒例マッチで、優勝者にはアンドレ・ザ・ジャイアント記念トロフィーが贈呈される。

中邑は2度目、戸澤は3度目の出場となるが、歴代優勝者にはセザーロ(現AEWのクラウディオ・カスタニョーリ)、ビッグショー(同ポール・ワイト)、ブラウン・ストローマン、昨年のボビー・ラシュリーと実力者の名がずらり。ここで優勝すれば当然、再浮上のチャンスとなる。中邑と戸澤にとっては、祭典後と来年の祭典を見据えた戦いが始まる。

「レッスルマニア40」は「ABEMA」にてPPV生中継される。

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