どうした村上頌樹…昨年のMVP男の不本意投球に平松氏「少し調整しないと良くならない」

◆ 「昨年の村上ではない」

阪神が準ホームの京セラドームにDeNAを迎えてのカード初戦。終盤追い上げを見せたものの、必勝を期してマウンドに送った村上頌樹の乱調が響き、5-3で敗戦を喫した。

2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に解説者として出演した平松政次氏は昨シーズンは皆無だった初回の失点もあり3回で被安打7、5失点で敗戦投手となった村上に「こういうピッチングは去年、あんまり見たことがなかったですね」とバッサリ。「ストレートのキレもそんなに良くないので、バッターには見切られるし打たれるし。そういう意味で昨年の村上ではないな、少し調整しないと良くならないという感覚を受けましたね」と心配していた。同じくMCを務めた高木豊氏も「ちょっと村上が心配ですね」と完全同意していた。

昨季は開幕から31イニング連続無失点の“無双ピッチング”を続け、そのままの勢いで最優秀防御率をゲット。チームの優勝に多大なる貢献をし、新人王とMVPまで獲得した右腕。岡田阪神にはなくてはならない存在なだけに、次回登板での修正ができるのかに注目したい。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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