仲間と一歩ずつ努力 常磐大 入学式 茨城・水戸

新入生を代表して抱負を述べる西村里菜さん=水戸市見和

常磐大の入学式が2日、茨城県水戸市見和の同大体育館で開かれた。新入生と編入生ら762人が大学での勉学に決意を新たにした。新入生を代表し、看護学部看護学科の西村里菜さん(18)が「看護師として地域医療に貢献していきたいと考えている。仲間と手を取り合い、一歩一歩前に進めるよう努力していく」と抱負を述べた。

富田敬子学長は入学許可宣言に続き、「社会が直面する問題に解決策を提示する実践的な学問である『実学』を通して、社会で生きるための力を養ってほしい。皆さんの夢の実現のため全力で支えていく」と歓迎の言葉を語った。

2023年春まで同大入学式は入場者数を制限してきたが、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが同年5月に5類に移行したことを受け、今春は制限なしで実施した。動画サイトを使った会場からのライブ配信は23年に続き実施した。

この日は同大の大学院と短大の入学式も行われた。大学院には11人、短大に106人が入学した。

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