「日本では経験できない」アメリカ遠征中のなでしこJと交流で現地ファンが喜び! 杉田妃和も感謝「特別で大事な存在」

アメリカで開催される『SheBelieves Cup』に向けて、なでしこジャパンは現地4月2日、アトランタで2日目のトレーニングを実施。練習後には現地の日本人学校に通う子どもたちと触れ合った。

保護者の方々を含め、多くのファンが練習を見守り、最後にはキャプテンの熊谷紗希が「今日は来てくれてありがとうございます!」と挨拶。選手らが子どもたちにサインカードを配った後、記念撮影も行なわれ、少年少女たちの嬉しそうな笑顔が印象的だった。

訪れた女の子のご両親に話しを訊くと、この貴重な機会に対し、「日本代表が近くにくることは本当にない。みんなに(練習を)公開しているわけじゃないし、私たちはラッキー。こっちにいないとなかなかこんな機会はないんじゃないかと。日本では経験できないと思う」と喜びを口にしていた。

【PHOTO】アメリカで開催される「SheBelieves Cup」に参戦!強豪国と対戦に挑む日本女子代表招集メンバー22名を一挙紹介!

嬉しい気持ちは選手も同じなようで、アメリカのポートランドでプレーする杉田妃和は、「日本人が応援してくれるのは、すごく力になる」と感謝の思いを語った。

「普段、試合会場に来てくれるのは、やっぱりアメリカ人のほうが多いから、こういった方たちは特別で大事な存在。そういった方たちがこうやって来てくれて、みんなで写真を撮って喜んでくれる姿が本当に力になるので、勝ちだったり、面白いプレーや良いプレーで表していきたいです」

試合にも多く駆け付けると予想される現地のファンに勝利を届けられるか。なでしこジャパンは、現地6日にアメリカ女子代表と、9日にカナダ女子代表とブラジル女子代表のどちらかと対戦する。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

© 日本スポーツ企画出版社